株主優待録

こんにちは。 無類の株主優待クロス好きの自営業者JGです。

株主優待のクロス取引は初心者には複雑で分かり辛い。
手数料とか金利とか貸株料とか、結局いくらコストがかかって、いくら儲かるの!?

ということで、今回は株主優待クロス取引のコストに絞ってシンプルに分かりやすく紹介してみます。

以下、前回GMOクリック証券でクロス取引をした平和【6412】の株主優待クロス取引のコスト算出方法と確認場所を紹介します。

(株主優待クロス取引のやり方についてはこちら → GMOクリック証券で株主優待クロス取引(一般信用)のやり方シンプル解説

GMOクリック証券で優待クロス取引のコスト計算する前に確認

約定金額を確認

今回の取得時の単価と取得数と約定金額

平和【6412】の取得時の単価 2,211円 × 取得数 400株 = 約定金額 884,400円

手数料のプランを確認

  • 現物取引手数料のプラン 「1約定ごとプラン」と「1日定額プラン」の2種類
  • 信用取引手数料のプラン 「1約定ごとプラン」と「1日定額プラン」の2種類

プランの確認方法は?

GMO信用取引プラン確認

株式タブをクリックして

ページ右下あたりにある「手数料プランの変更」タブをクリックすることで、変更・確認できます。

GMO信用取引プラン確認2

*JGは両方とも「1約定ごとプラン」を設定しています。 あまり取引をしない人は1約定プランの方がお得です。

GMOクリック証券 優待クロス(一般信用)にかかるコスト確認方法(1)

GMOクリック証券では優待クロス取引(一般信用)のコストを確認する方法は2つあります。

まず1つ目が手数料ページの表を参照しながら計算する方法です。(最新の手数料の表はこちらから確認できます → GMOクリック証券 手数料ページ

1.GMOクリック証券 現物の買い手数料確認

現物の買い手数料は手数料のプランと約定金額で決まる。(上記GMOクリック証券 手数料ページで確認)

今回の場合、「1約定ごとプラン」で約定金額 884,400円なので現物の買い手数料は470円になります。

2.GMOクリック証券 一般信用の売り手数料確認

一般信用の売り手数料も手数料プランと約定金額で決まる。(上記GMOクリック証券 手数料ページで確認)

今回の場合、「1約定ごとプラン」で約定金額 884,400円なので一般信用の売り手数料は259円になる。

3.GMOクリック証券 一般信用短期の金利確認

一般信用短期の金利も(上記GMOクリック証券 手数料ページで確認)できます。

今回の場合、一般信用(短期)になるので金利利率は3.85%になります。

約定金額 × 金利利率 ÷ 365日 × 日数 = 貸株料(小数点以下は切捨)

884,400 × 3.85% ÷ 365日 × 5日 = 466円

一般信用短期の金利(貸株料)は466円となります。

GMOクリック証券 コスト合計

上記3つを合わせたものがコストの合計 470円 + 259円 + 466円 = 1,195円になります。

GMOクリック証券 優待クロス(一般信用)にかかるコスト確認方法(2)

GMOクリック証券コスト確認方法の2つ目。

金利計算は面倒! もっと簡単にどこかで手数料と金利を確認することはできないの!?

出来ます!以下の方法でコストを確認することも可能です。

gmo電子書類閲覧

マイページ > 電子書類閲覧 > 株式取引、先物・オプション取引、債券取引、投資信託 「閲覧する」の順にクリックすると、以下「株式取引報告書」の一覧が表示されます。

gmo株式取引報告書

取引をした日付の「株式取引報告書」と現渡をした日付の「株式取引報告書」の横にある「表示」ボタンをそれぞれクリックすると以下が表示されます。

1.GMOクリック証券 現物の買い手数料確認

heiwa取引報告書

「株式 取引報告書」で確認。 436円 + 消費税34円 = 470円

2.GMOクリック証券 一般信用の売り手数料確認

heiwa信用取引報告書

「信用取引 取引報告書」で確認。 240円 + 消費税19円 = 259円

3.GMOクリック証券 一般信用短期の金利確認方法

heiwa貸株料

もう一枚の「信用取引 取引報告書」で確認。  466円(日数 5日)

GMOクリック証券 コスト合計

上記3つを合わせたものがコストの合計(上の表や計算で出した金額と同じ) 470円 + 259円 + 466円 = 1,195円になります。

GMOクリック証券 手数料を無料にする方法!

色々な証券会社で株主優待クロス取引が出来ますが、今回GMOクリック証券でクロス取引をした理由はクロス取引で発生するコストである手数料を無料にすることが出来るからです

今回のコスト合計の1,195円の中の手数料の部分(470円と259円)の合計729円が無料に!

ということは、残り金利の466円が今回の合計コストになります。

GMOクリック証券の手数料を無料にする方法はこちら → GMOインターネット株を保有する理由

コストは約定金額が大きくなるほど大きくなります。 手数料を無料に出来るのはすごく大きいですよね。

利益を確認! 今回いくら儲かったの!?

今回取得した平和【6412】の株主優待内容

平和株主優待券

平和グループ(PGM)が運営するゴルフ場で平日及び指定月の土日祝日のプレー料金から1枚につき1名様のみ最大3,500円割引となる割引券が8枚。

3,500円 × 8枚 = 28,000円分のゴルフプレー割引券になります。

JGはゴルフをやらないので、この優待券はオークションやフリマサイトで売ることにしました。

平和の株主優待券の現在の相場を調べる → 平和 株主優待(ヤフオク、ラクマ、メルカリを一度に調べられます)

ラクマで株主優待を売却しました

今回は手数料の安いラクマを使って平和の株主優待を売却しました。

売却価格

商品代金15,600円 - 販売手数料546円 ー 送料179円 = 14,875円(受け取り代金)

となりました。

利益からコストを引いた儲けは?

受け取り金額からコストを引くと。

14,875円 - 466円 = 14,409円

14,409円が今回の儲けとなりました。 (14,875円は楽天ポイントで取得しています。現金で取得するには210円の振込手数料が別途必要)

数字で見れる以外のコストを考えてみた

金銭面の利益は計算で割り出せました。 しかし、

金額的な見えるコスト以外に手間や時間の目に見えないコスト、それと優待を取得するための資金が必要になってきます。

今回必要とした資金は約定金額 884,400円ですが、成行で注文確定するためにはこれよりも少し多めの資金が必要となります。

仮に100万円の資金を用意できた場合。 100万円を使って出た利益が14,409円なので

14,409円 ÷ 100万円 = 0.0144 1.44%の利回りという事ができます。

まとめ

現在、株主優待クロスの利回りについては色々なサイトでも紹介されています。

今回の利回り1.14%と数字をパッと見るとあまり良い投資に思えないかもしれません。

しかし、今回資金を動かした期間は5日間。 年利ではなく5日間の利回りと見方を変えるとメチャ良い投資だと言えます。

使える資金があり、また投資にかける時間さえあれば損が出ない有効な投資だと思うのでJGは今後、限りある資金をうまく利用しながら株主優待クロスを続けて行こうと思っています。

やり方を工夫することでかける時間やコストもまだまだ減らす余地はありそうです。

今回使ったGMOインターネットの株主優待で手数料を無料にするなどのコンボ技など、お得な情報や技を見つけ次第どんどん報告して行きたいと思います。

自営業者の方はもちろん。 今後自分で色々立ち向かって行きたい人の役に立てる情報もシェアして行きます。

一緒に色々なことにチャレンジして行きましょう。

おつかれさまでした。