自営業者録

JGの子供の頃のヒーローはキン肉マンとシティーハンター冴羽獠。

二人の特徴は三枚目でもある所。 いつもはドジでバカでスケベで失敗ばっかり。 でも気にしない。 いつもありのままの自分をさらけ出している。 出しすぎている時もある。

自分がダメである所を知っているし、それを許してるから他の人のダメな所も許せる。 責めたりしない。 むしろ一緒にバカになれちゃう。

本当に欲しいものを知っているから、それ以外のものを奪ったりはしない。 奪う必要すらない。

力の源はいつも自分のためではなく他の誰かのため。

 

子供の頃は教えられなくてもカッコよさが何かを知っていた。

大人になってからは自分のダメさをついつい隠そうとしてしまってた。 ダメはカッコ悪いことだって。こういう自分では人から受け入れられないんじゃないだろうかって。

でも、考えてみれば僕のヒーローはいつもダメな所を気になんかしていなかった。 むしろ前面に押し出し、さらけ出している。

もちろんそれをカバーしても余るほどのカッコよさがあるから人気だったんだろうけれど、好きになったのはダメな所だったな。 ダメな所が大好きだった。

他のキャラクター達もみんな個性があった。

個性があるキャラが特に好きだった。

ネガティブキャラや変態キャラ、面白い顔なのに自信満々のキャラなんかが得に好きだった。

自分をさらけ出し堂々と自分で勝負している。 いいとか悪いとかでなく、自分の特徴を活かしている。活かそうとしている。

ブサイクでもバカでもドジでもスケベでも誰かのヒーロになれる。 あ!JGもヒーローになれる素質十分じゃないか。

後はそれをさらけ出すだけ。 これが俺です。 こんなドジもこんな弱さもこんな失敗もある、これが俺なんです! って笑いながら。

 

ダメっぷりもいいもんだなって思いだすと不思議と心も体もゆるむような気がします。

力を抜いて行きましょ~

今日も一日お疲れ様でした。